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2020.5.28
#12 コンビネーションを意識する


配球を意識して練習を続けていると、だんだん相手のコートにできるオープンスペースを上手く利用できるようになってきました。

相手を崩してオープンスペースを作り、そこへ早く配球して甘い球を誘う。

練習を重ねるにつれ、このやり方がだいぶ定着して来ました。


しかし、ある時ふと気づきます。

相手のオープンスペースばかりに気を取られていましたが、自陣にもしょっちゅうオープンスペースができていたのです。

自分が取りに行ったらペアの人も取りに来ていたり、ペアの人が打って前に出ると後方のスペースを突かれて私が間に合わなかったりします。

相手がはっきりと球を上げたらトップアンドバック、こちらが上げたらサイドバイサイドになるのは無意識にできます。

これがオープンスペースを作らない理にかなった動きになっていることもわかります。

しかし、相手やペアの人がどっちつかずな返球をした時に、どう動くべきかわからなくなるのです。


ラリー中は、2人とも動くため、必ずオープンスペースができます。

ペアの人が動いたら、その人から遠いところがオープンスペースになります。

そのスペースを突かれると、ピンチになったり、攻撃権を奪われたりします。

そもそも私は、ローテーションのルールもわかっていませんでした。


他の人のゲームを見ていても、右回りローテーションになる時もあれば、左回りの時もあります。

スマッシュを打ったら前に出るのがよいのか、逆サイドを意識して横に動いた方がよいのか。

人によって動きが違っていたりします。

聞いてみても、どうやら無意識にローテーションしているようで、明確な答えが返ってきません。


私はきっと何か法則があるはずだと思い、他の人の動きを研究します。

2人とも右利きの場合、左回りの方がフォアで連続攻撃しやすいようですが、逆回りで得点できているケースもたくさんあります。

いくら研究してみても、結局ローテーションの正解はわかりませんでした。


とは言え、ローテーションが上手くできなくても、オープンスペースを埋める動きはできるはずです。

ペアの人が動いたスペースをカバーするように動いてみます。


最初は動き出しが遅れますが、慣れてくるとだんだんコツがわかってきます。

ペアの人が動いた瞬間に、つまり相手が打って来るより先に、自分も動き始めるようにすると、オープンスペースを狙われても十分に追いつくことができるのです。


しかし、ペアの方が自分より前にいる時は動きが見えますが、後ろにいる時は動きがわかりません。

だから、動きを合わせようとしてもできないのです。


 うん?待てよ?


そしてあることに気づきます。

 
ダブルスにおいて、コンビネーションは極めて重要です。

市民大会では、シングルスプレイヤーどうしが組んだペアを見かけることがあります。

2人ともフットワークが速く攻撃力も高いのに、何故か、それほどでもないペアに負けてしまいます。

ダブルスでもシングルスのような動きをしてしまうために、2人で連携して得点することができないのです。

ダブルスは、シャトルだけを意識してするものではありません。

ペアの人の動きを意識して、2人で勝負できるようになりましょう。

ダブルスにおける強さは、単純な足し算にはなりません。

コンビネーション次第で、1+1を3にも4にもできるのです。


今回はここまで。
次回は、"ローテーションの正体"です。

#13 ローテーションの正体

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