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#4 何かが足りない・・・
バドミントンを始めて4年がたった1998年秋、2シーズン目の実業団リーグ戦が始まります。
また一番下の10部での参戦ですが、チームから経験者2名が抜け、今年はダブルスもシングルスも任されます。
勝たないといけない立場になったのが、昨年との大きな違いです。
初日はチームで一番うまい人と組んでダブルスのポイントゲッターとしての大役を任されます。
春から秋にかけ、レベルアップして来たため、結果を残せる自信はありました。
ところが・・・
結果は惨敗。2ゲームとも5点ほどしか取れませんでした。
ペアの人は上手いので、完敗した原因が私にあるのは明らかですが、それが何なのかわかりません。
季節は秋から冬へと変わりますが、負けを繰り返し、個人的には勝つどころかまだ1ゲームも取れていません。
こんなはずでは・・・
年が明け、今シーズンの最終戦です。
相手2番手ダブルスとの対戦だったので、絶対に1勝すると強い決意で臨みます。
1ゲーム目は、私の攻撃が通用する場面も多く、セッティングを制して何とか取ります。
ところが、2ゲーム目に入ると、急に攻撃が効かなくなり、相手からのショットも厳しくなり、なすすべなく大差で落とします。
何か急に相手が強くなった??
1ゲーム目はまだ調子が出ていなかっただけ??
どうすれば対抗できる??
気持ちの整理がつかないまま、3ゲーム目に突入。
結局、何もできずに終了です。
その後のシングルスでもいいところなく負け、今シーズンの個人成績は全敗で終了です。
自分にはまだ何かが足りない・・・
この結果には大きなショックを受けましたが、この悔しさが、のちに私を大きく成長させるきっかけとなります。
出遅れプレイヤーの多くは、経験者に勝てない原因を、ショット技術やフットワーク技術の差と考えてしまいます。
ショットやフットワークを良くするだけなら、理屈がはっきりしている分、よく考えて練習すれば、短期間で実現できます。
しかし、それだけではまず経験者には勝てません。
経験者と出遅れプレイヤーの間には、その名の通り"経験"に埋めがたいほどの差があります。
経験者に勝つには、この差をどう克服するかがポイントとなります。
今回はここまで。
次回は、"環境を変える"です。
#5 環境を変える
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