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2020.4.2
#4 何かが足りない・・・


バドミントンを始めて4年がたった1998年秋、2シーズン目の実業団リーグ戦が始まります。

また一番下の10部での参戦ですが、チームから経験者2名が抜け、今年はダブルスもシングルスも任されます。

勝たないといけない立場になったのが、昨年との大きな違いです。

初日はチームで一番うまい人と組んでダブルスのポイントゲッターとしての大役を任されます。

春から秋にかけ、レベルアップして来たため、結果を残せる自信はありました。

ところが・・・

結果は惨敗。2ゲームとも5点ほどしか取れませんでした。

ペアの人は上手いので、完敗した原因が私にあるのは明らかですが、それが何なのかわかりません。


季節は秋から冬へと変わりますが、負けを繰り返し、個人的には勝つどころかまだ1ゲームも取れていません。


 こんなはずでは・・・


年が明け、今シーズンの最終戦です。

相手2番手ダブルスとの対戦だったので、絶対に1勝すると強い決意で臨みます。

1ゲーム目は、私の攻撃が通用する場面も多く、セッティングを制して何とか取ります。

ところが、2ゲーム目に入ると、急に攻撃が効かなくなり、相手からのショットも厳しくなり、なすすべなく大差で落とします。


 何か急に相手が強くなった??

 1ゲーム目はまだ調子が出ていなかっただけ??

 どうすれば対抗できる??


気持ちの整理がつかないまま、3ゲーム目に突入。

結局、何もできずに終了です。

その後のシングルスでもいいところなく負け、今シーズンの個人成績は全敗で終了です。


 自分にはまだ何かが足りない・・・


この結果には大きなショックを受けましたが、この悔しさが、のちに私を大きく成長させるきっかけとなります。

 
出遅れプレイヤーの多くは、経験者に勝てない原因を、ショット技術やフットワーク技術の差と考えてしまいます。

ショットやフットワークを良くするだけなら、理屈がはっきりしている分、よく考えて練習すれば、短期間で実現できます。

しかし、それだけではまず経験者には勝てません。


経験者と出遅れプレイヤーの間には、その名の通り"経験"に埋めがたいほどの差があります。

経験者に勝つには、この差をどう克服するかがポイントとなります。


今回はここまで。
次回は、"環境を変える"です。

#5 環境を変える

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