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#3 セオリーを知る
私は片っ端からバドミントンの技術を解説した書籍を読みまくります。
各ショットを正確に打つコツ、速く動くフットワークのコツなど、基本的なことはもちろん、強いショットを打つ技術やショットの組み合わせで崩す技術、ペアとの連携で攻め切る方法など、多くのことを学びます。
これが、経験者が凄いショットを打てたり、ラリーで優位に立てる秘密か!
学んだことを練習で試してみますが、なかなか上手くいきません。
でも上手くなるための一筋の光が見えたような気がして、練習するのが楽しくてしかたありませんでした。
「今日はバックハンドを強化する」、「今日は速く動くことを意識し続ける」など、その日の課題を設定してから練習します。
やってみて上手くいかなければ、試行錯誤の繰り返しです。
こういう練習を数か月続けると、ショットや動きの質が上がったてきたことが実感できました。
部活のゲーム練習でも勝率が上がっていきます。
この年から会社のチームが県実業団リーグ戦に参戦しており、私も試合に出ていました。
9月から翌年3月の間に、同じ部の8チームと対戦します。
私自身は、それまでダブルスに出場して完敗し続けていたのですが、本を読んで練習し始めた後、最後の2チームには接戦ながら勝つことができたのです。
どちらの相手もバリバリの経験者という感じではなく、私のペアの方のおかげで勝てた面も大きいのですが、練習の成果も少なからず出たのだと思います。
この時は、一番下の部といえ実業団の試合に勝てたことが嬉しすぎて、経験者までもう少し!と舞い上がってしまいました。
一年後に厳しい現実を知ることになるとも知らずに・・・。
出遅れプレイヤーは、早い時期にセオリーを学ぶべきです。
セオリーを知らずに、自力で勝つ方法を見つけ出すのは至難の業です。
技術本を読むのもよいですし、上手い方に教えてもらうのもよいです。
ネット上にも有益な情報はありますが、いい加減なものや誤解しそうなものも多いので、失敗しないためには、理屈込みで解説しているものを探すのがポイントです。
試合を優位に進められる技術を学び、どんどん練習で試してみましょう。
ショット技術やフットワークを磨くことは言うまでもありませんが、点数を取るためのテクニックを学び練習するようにもしましょう。
ゲーム練習では、勝ちにこだわって、弱い人を集中攻撃しても上手くなりません。
その日の練習課題を設定して、出来ないことを出来るようにするために、貴重な時間を使って下さい。
今回はここまで。
次回は、"何かが足りない・・・"です。
#4 何かが足りない・・・
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